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慌てふためく

なんとなくドンヨリとした疲れを引きずりつつ6時頃起きて、いったんリビングに下りたもののまたベッドへもどる。

なんていうか体が妙にだるいのは、このジメジメした湿度とパッとしない天気のせいかなぁ。

北海道出身の私は大学から東京で生活しているが、いまだにダメです、この梅雨って奴。

9時にリビングに下りた夫に続き私もリビングへ・・・テレビをぼ~っと観ていたらピンポ~ンとドアチャイムが鳴る。

誰だ誰だ?こんな朝早くになんかの配達か?

「ハイ」とインターホンに出るとな、な、なんと大人のピアノの生徒さんじゃないか!

そうだよ、振り替えレッスンが9時から入っていたんじゃないか。

「ゲロンチョリ~ッ!」と思わず山田孝之の『鴨川ホルモー』の鬼語を思い出しつつ、手はそこらへんに散らばっている服やらタオルやら新聞やらを、キッチンへ猛ダッシュで押しやる・・・本当に『鴨川ホルモー』の鬼達がこんな時いてくれたらいいのに。

夫は素早く2階へ立ち去る・・・逃げられる奴はいいよなぁ。

多少散らかってはいるもののリビングは瞬時に誤魔化すことはできた・・・しかし当の私はどうだよ。

どう見ても寝起きの顔、ボサボサの頭、部屋着をかねた寝間着姿。

ええいっ、もう開き直るしかないっと玄関のドアを開けると、心なしか生徒さんは私の姿を見るなり1~2歩後ずさったような・・・。

「お休みなのにすみません。先生、大丈夫ですか?」と気遣われる

そんなにひどいか、私の姿・・・なんせ鏡見る余裕もなかっただよ。

「すみません、うっかり忘れていました」と謝りつつ、「散らかってますけどどうぞ」とリビングを通ってピアノの部屋へ。

何食わぬ顔でピアノのレッスンをするも、心中は「やってもうた」とドッと疲れている。

レッスンが終わり「すみません、こんな格好で。」と謝りつつ見送ってドアを閉める。

こんな風だからガキンチョの生徒に舐められるのか・・・もっと威厳をもつべきか。(反省)

キッチンにはタオル、服、新聞が散乱・・・その中に私の可愛いピロが。(ピロはほんやら堂のリラびとという抱き枕である)

あぁ~、私はピロさえも見分けがつかないほど慌てていたのか。

起きたときのドンヨリした感じは予想外の出来事に吹っ飛んでしまった。

洗濯をして干す・・・雨は降っていないけれど晴れてもいない・・・乾くのかな?

明日はちょっと遠いシネコンまで松田龍平と西島秀俊の『蟹工船』を観に行く予定だったのだ。

なのに今調べたらそこは月曜日がレディースデイだと思っていたのに、水曜日だという。

本当はいつも行くシネコンがいいのだが、そこで『蟹工船』は上映されていない。

私の頭には小林多喜二の原作とは違う支配者、浅川を創りたかったという西島秀俊のインタビューを読み、先ずは『蟹工船』をじっくり観て、日を改めて玉木宏と山田孝之の『MWムウ』を観ようと思ったのだ。

『MWムウ』は「映像と音がすごくいい!」と山田孝之自身が語っていたし、・・・なんとなく『蟹工船』とはジャンルも違う気がするし。

さてどうする? もうちょっと考えてみるね。

山田孝之は『クローズZEROⅡ』や『鴨川ホルモー』で、玉木宏は『真夏のオリオン』で、あぁ~、いいなぁ~とそのお姿というか演技を観ていましたが、西島秀俊は『真木栗ノ穴』以来の映画でのお目通りなので、ミーハーな私はドキドキしています。

5時からという中途半端な時間に、対オリックス戦が千葉マリーンスタジアムである。

私は堺雅人が出る「官僚たちの夏」は密かに自分のために録画するだろう。

じゃあ、洗濯物でも取り込んでくるね。

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